合格点・合格率

マンション管理士試験は、(1)マンションの管理に関する法令及び実務に関すること、(2)管理組合の運営の円滑化に関すること、(3)マンションの建物及び附属施設の構造及び設備に関すること、(4)マンションの管理の適正化の推進に関する法律に関することの全4科目からなり、出題数は計50問となっています。

では、50点満点中、何点得点できれば合格できるのでしょうか?
実は、マンション管理士試験には明確な合格基準というのは定められておらず、年度によって、合格点が変動します。たとえば過去には、合格点が30点という年度もあれば、38点という年度もありました。

ちなみに、平成13年度から平成23年度までのマンション管理士試験の合格点を平均すると「36点」という数字が導き出されます。
しかし、繰り返しになりますが、合格点は年度によって大きく変動するので、36点でも決して安泰というわけではありません。
合格圏を確実に目指すのなら40点、すなわち8割以上の得点を目標に受験勉強をする必要があります。

つづいて、合格率について見ていきたいと思います。
合格点同様に、合格率も年度によってバラツキがあり、過去には合格率が7.0%という年度もあれば、9.3%という年度もありました。

同じように、平成13年度から平成23年度までのマンション管理士試験の合格率の平均を算出すると、「8.0%」となります。
合格率が8%前後の国家試験と言えば、有名なところではたとえば、行政書士試験や社労士試験などが、それに該当します。
このことからもわかる通り、マンション管理士試験の難易度は決して低くはなく、むしろ他の国家資格と比べても、難しい部類に入る試験だと言えます。

ただし、資格試験の難易度については、合格率だけでは推し量れない部分があるのもまた事実です。
たとえば、上で取り上げた行政書士試験や社労士試験に合格するために必要な総学習時間はおよそ1,000時間とも言われています。対して、マンション管理士試験に合格するために必要な総学習時間はおよそ600時間です。すなわち、6割程度の学習量で合格を目指すことができるのです。

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